不思議な森の物語

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help リーダーに追加 RSS 故郷の風景

<<   作成日時 : 2005/09/18 07:21   >>

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私の故郷は三重県宮川村という寒村です。
そこに中学1年の夏まで暮らしていました。
伊勢湾に注ぐ宮川の源流に近いところです。
親戚はまだいますが、幼い頃可愛がってくれた人たちは他界しました。
その宮川の支流である栗谷川の中程が生家のあったところです。
自宅を取り巻くまわりの山々を眺めて暮らしていました。
殆ど帰ることのない故郷ですが、年とともに不思議な思いをします。
子供の頃に眺めていた山がとてつもなく高い山で、尾根の峠まで毎年遠足に行くのですが、いつも、来年は登りたくないと思いながらいたものです。
その山が久しぶりに戻って眺めると、あまりにも低い山だったことに気が付きます。
眺める風景は成長ともに変わっていくのです。
子供のころの目の高さと、大人になってからの目の高さの違いに気が付くのはかなりの年齢になってからのことです。
変化していく故郷の風景は時間とともに私自身を余所者にしていく事であると気がつき始めたのです。
いつもその風景を眺めて暮らしていれば、山はいつも高く、大きく、そのゆったりとした風景の中で、歳をとり、いつか土に帰るのでしょう。
あるとき、田圃の土手に寝そべって山を眺めたことがあります。
そのとき私の目に飛び込んできた風景は、正しく子供の頃に眺めた風景そのものでした。
次々と子供の頃の懐かしい出来事が蘇ってきます。
そして、元気を取り戻すのです。
故郷の風景を眺める機会があったら目線を低くしてみてはいかがでしょう。

故郷の宣伝です。
伊勢うどんをご存じでしょうか。
小指ほどもありそうな太いうどんで、柔らかく、舌触りがいいのです。
ぶっかけがいちばん美味しいように思います。
熱いうどんに細かく刻んだネギをたっぷりのせ、七味をさっとふりかけ、醤油をかけて食べます。
いまでも、JR紀勢本線三瀬谷駅前で食べた伊勢うどんは自慢の故郷の味です。
まだあの店は健在なのでしょうか。

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